みのりやの8年間、店長時代の2年、トータル10年。
様々なショップさんを見ていくうちに『売れる店長さん』、『伸び悩む店長さん』
それぞれの傾向が分かって参りました。
まずは、気持ちから真似していくのも良いかも?
『忙しかったから~、他社がセールを始めたから、世の中が。。。』
それを言っても一円の売上にもなりません。
言い訳ではなく、改善を考える時間に変えたいですよね。
伸びる店長さんは、出来ない言い訳はしません。出来る改善を話します。
『いつか売れたらいいな~。そのうちなんとかなるかな?』
それではなかなか動きません。行動のない所に結果は出ないからです。
一年後にどれくらいの売上にしたいのか。
半年、一ヶ月、一週間、今日!
目標に向かって小さなことを積み重ねて行くからたどり着くんですよね。
まずは楽しい未来を描きましょう♪
今まで動かなかったのに
ページを変えたから、メルマガを出すようになったから、facebookを始めたから。
だからといって、急に売上はついて来ません。
ほとんどのショップがすぐに結果が出ないと、
「ネットやったのに売れないんだよね~。」
そして、そのチャレンジをやめてしまいます。
イベントなどは、回数を重ねて盛り上がっていくことが多いですよ。♪
投げ出すことは簡単、だから続けられるところだけが残るんです。
例えば⇒クリスマスのイベントがあるのに、
12月20日まで考えていたら、かなりのチャンスロスです。
また、イベントを決めてもページにアップしなければ意味がありません。
「売れている○○さんのショップは羨ましいよな~。」
そう思うショップは、決断が早く、行動し、それを繰り返しているので、差をつけられたのです。
時には、ゆっくり考えることも必要ですが、スピードは重要ですよ♪
これをやったら、いくら儲かる。 ̄ー ̄)ニヤリッ
あのショップには負けたくない。 ̄へ ̄)ムス
このようなモチベーションで、良いネットショップを作れるはずはありません。
一時期的に売り上げをあげても、メッキはいつか剥がれます。
『お客様が大好き♪だから笑顔になって欲しい!』
そんな気持ちがあるショップをお客様は選ぶのではないでしょうか。
まずは自分が与えるから、自分に与えられるんですよね。
10年前から最近までは、やはり「楽天」が便利でお客様も呼べ
数字をすぐに作る上でオススメでした。
ですが現在では、SNSなどのツール利用で
自社サイトでの運営もお客様を呼び込めるようになっています。
さらに商材によっては只今伸びざかりの「Amazon」も有効です!
それぞれ一長一短がありますので
情報を集めて、自社の商品・ブランドにあった出店形式を決めましょう!
自社ですべて行うにしても、外注にお任せするにしても
「核」となる担当者が必ず一人必要になります。
“企画・商品登録・デザイン・顧客担当 etc…”
ネットショップ運営の業務は様々。
確実に全てを把握している人が必要になります。
動きがバラバラだと、スピードが遅くロスが多くなります。
選ぶ時は「Webが得意」ということではなく「接客が得意」「商売が好き」そんな視点で選びましょう!
ネットショップは実店舗より、コストが掛からず儲かるというイメージにとられます。
ですが、サイトを作るだけでなく
「梱包資材」「広告費」「クレジット決済代行費」「撮影」「外注制作費」など
運営には様々なコストがかかって参ります。
これらもきちんと踏まえることで、的確な運営が出来、売上にもつながります。
思いって進むことも大切ですが、見切り発車とならないよう計画も必要ですね!
前回の「経費」とも連動しているのですが
やはり辿り着きたい目標がないと、ブレが生じます。
一年後、三年後はどれくらいの売上になっていたいのか!
きちんとイメージすることで、運営体制も変わります。
実店舗があっても単なる「副業」ではなく
もう一つの新たな店舗として計画するのが大切だと思います!
“ただ売れれば良い。儲かりそうだから。
とりあえずネットショップは持ってた方がいい。”
この様な動機では、お客様に選んでもらえるショップにはなりません!
うちは、ココが強い。ココにこだわりがある!
それを明確にすることで、他社との違いが見え選んで頂けます。
さらに重要なことは、この商品・サービスでお客様にはどんなハッピーがあるのか?
「なぜ売るのか?」をはっきりさせることもとても大切です。
消費者庁調べの「男女の購入商品比率」で
それぞれに売れている商品は
男性…電化製品・書籍・DVD
女性…ファッション・コスメ・食品
↓ ここから読み取れることは ↓
●男性は、ゴールが決まったもの
(テレビの○○型・話題のビジネス本)
●女性は、買い物自体を楽しむ
(今度の秋は何を着よう?旬の食材は?)
女性は、ネット上でもウィンドショッピングを楽しんでいるんです♪
まずは映画のセリフより↓
~男は理性に生き・女は感性に生きる(風と共に去りぬ より) ~
●男性:外で獲物をとらえるには、仕掛けや、チームワークが必要(理性)
●女性:子供を育てる、コミュニュティを守る、変化に柔軟に対応することが必要。(感性)
これをお買い物を買う際のキャッチコピーにあてはめると
男性は【適切な情報】女性は【精神面での充実】が重要と言えます。
●男性:低消費電力!一年保証!春夏最新モデル!
●女性:一瞬でヒロインに♪ 家族の笑顔広がるスイーツ♪
キャッチコピーで、クリックや売上は変わります。
お客様の心に響く言葉を選びましょう!
一般的に男性の好きな色は⇒『青、黄、緑、赤、シルバー』
基本的で明確な色、クールな色
一方女性の好きな色は⇒『ピンク、オレンジ、紫、赤
』混ざり合う色、暖かい優しい色合い。
色彩の見え方はこのくらい違うようですよ。
http://infogra.me/list/10052
狩りに出る“男性”は情報を単純化して、すばやくとらえたいという本能。
●原色系の分かりやすい色使い
そして、“女性”は果実やキノコを見分けたり、赤ちゃんの顔色など微妙な色合いの違いを見分ける必要があった。
●グラデーションなど使いイメージ重視。
サイトを作る上での参考にして下さいね。
ちなみに、ハンターである男性は動いている物体を目で追う動作に優れているので、動きのあるサイトは効果があると言えますよ!
【女性】は、共感する気持ちが強く
また双方向的な関係を重視します。
この様な内容が響きます。
●店長さん、企業の人柄・日常が分かるような温かい内容。
●コメントを入れやすい内容。(みなさんはどう思いますか?など)
【男性】は簡潔で分かりやすい情報を求め
一般的内容より、よりこだわった内容を好みます。
●文章はシンプルに、写真でイメージを伝える。
●商品の細かいディテール。
そしてどちらも共通するのは、明るく笑顔になるような文章です♪
これからはネット上でお客様とコミュニュケーションを取ることは必須ですよ!
商品をただ置くだけでなく、楽しんでショッピングして頂くため
イベントは定期的に打ち出しましょう。
それぞれに、響くイベントに違いがありますよ。
◆女性⇒共感、共有、お得感がキーワード。
アンケートに答えて○○!
限定おまけ付キャンペーン!
写真コンテスト!
◆男性⇒こだわり、スポーツ、ハンター型がポイント。
今だけのプレミアムセット!
○○優勝記念!
20時~3個のみ限定販売!
1月はお正月成人式、2月はバレンタイン、3月ひな祭り、4月は新生活・・・。
毎月楽しいイベントを考えて見て下さいね♪
いわゆる、チラシ・DMのような“買って、買って~。”という内容は
どこも同じで、すぐゴミ箱行きです。
安売りで勝負する、ショップならそれもいいですが
永く、選ばれ続けられるショップになるには、思わず「笑顔」になるような内容が必要です!
それは、ホッとしたり、前向きだったり
面白かったり、タメになったり…。
商品だけではなく、お客様にハッピーをお届けできる内容を
ぜひ考えてみて下さいね!
例えば、見ているだけなのに
「いかがですか?お安いですよ~。」と言われても心は動きません。
同じ商品でも、知り合いに
「これって使いやすいよ!」
「贈ったらすごい喜ばれたよ。」と言われたら
買ってみようかな~と思いますよね!
もう一例!
商店街のお肉屋のおじさんと仲良くなって
「おじさんの推しメンは、まゆゆだよ。」と
商品とは直接関係のない話をしたり
「美味しいすき焼きの作り方はね・・・」
と秘伝のレシピを教えてくれるとします。
さていざ、お肉を買う時
同じ価格だっから、そのお店を選びますよね。
それに、そのおじさんがオススメするお肉だったら
買ってみようかな~と心が動きます。
ちょっと長くなりましたが
「売り込み」ではなくて
『親近感』と、『良い物を伝えたい』という気持ちが表現できているかです!
いわば昭和の商店街の雰囲気でしょうか。
現代では、メルマガやSNSがそれに変わっていると思います。
(^▽^)/
皆さんのところにも、忘れたことろに
久々に届くメルマガってありませんか?
先方が、急いでプッシュしたい記事だけ送って
あとはほったらかし・・。
それではお客様の信頼は得られません。
毎日や、週一でなくても
定期的なお客様とのコミュニケーションで
忘れ去られない存在になります。
一方的な都合のメルマガは、お客さんも察します。
ごく当たり前のことなのですが
この「定期的」が出来ていないところが実に多いです。
メルマガはDMではなく
あくまでもお客様とのコミュニュケーションです。
一方的でなく、相手があってこそ。
時間がない、ネタがない、との理由で
メルマガをお休みしないで下さいね。
いつ日か、ジワジワ効果が見えるはずですよ!
メルマガを読んで頂くということは、
お客さまの貴重なお時間を頂戴するということですので
そのメリット・ベネフィットが必要です!
ただ、面白いことを書く
インパクトある事を書くだけではいずれ飽きられてしまいます。
読んで頂く流れを作るだけでなく
リンクから飛んだ先に魅力あるページが必要です。
新商品やセール情報でも良いのですが
そこに、ショップオリジナルの企画があればさらに有効です!
メルマガと企画がうまく連動することで
広告に頼ることなく、売上をアップすることが出来るはずですよ!
数年前までメルマガは「数打てば」いい。
そんな風潮がありましたが、今は逆効果です。
数ではなく、質が重要ですので
一通一通の配信を大切にしたいものです。
そう、お客様が求めるもの、喜んで頂けることを
お届けする必要があるのです。
「PDCA」はみなさん聞いたことがあると思います。
Plan(計画)
→ Do(実行)
→ Check(検証)
→ Act(改善)
この 「Check」がないと
上手に改善できません。
どのリンクがクリックされたか?
どの商品が購入につながったのか?
件名はどんな言葉が響くか?
本にはある程度のことが書いてあっても
お客様層ごとに、アプローチは違うので
自分でつかみとっていくしかありません。
お客様がなにを求めているかを知ることで
一通が有効なメルマガを送れるはずですよ